2018年12月17日月曜日

マイアミ


11日から、妻もDCに来ました。

なかなか1人では、外出に行くことも無かったのですが、さっそく、家の近くのケバブ屋さんにいきました。

金曜日に、出来は良く無かったのですが、最大の山場の民事訴訟法が終わったので、一路、マイアミへ。

マイアミは、NYでの留学以来なので、15年ぶりでした。

気温が5度くらいのDCから、20度くらいのマイアミにきて、半袖で過ごしてます。

マイアミは、天国です。

DCは、半分くらいが、アフリカンアメリカンでしたが、マイアミは、ラテンアメリカ人が多く、みんなスペイン語を話してます。



期末テスト


冬学期の期末テストは、3科目ありました。

法曹倫理、会社法、民事訴訟法ですが、

いずれも、答案用紙に記載することはなく、

自分のノートパソコンを持って行って、ノートパソコンに答案を書いて提出します。

クラス内でするのでなく、一定期間内で家でできるのもテストもあります。

僕の場合は、法曹倫理倫理が、家で行うテイクホーム式なんで、ネット上で問題を受け取ってから6時間以内に回答します。

会社法、民事訴訟法は、クラス内のテストで、3時間でした。

いずれも、エッセイ形式が1問も、択一式が5〜20問でしたが、頭では、書きたい内容は分かるものの、英語で一定時間内に記載することが大変でした。

無事に、単位さえ来ればいいんですが…

あと、MPRE試験の結果が来てましたが、無事に合格できており、良かったです!



カリブ海クルーズ


期末テストが金曜日に終了しました。

その日の夜に、DCからマイアミに飛んで、

約一週間ちょっとのカリブ海クルーズに来てます。

アジア人はあまりおらず、欧米人ばかりですが、

老略男女を問わず、朝から、みんな水着で日光浴。

なんでこんかに日光が好きなのか、そして、恥ずかげもなく水着なのか、日本人からしたら不思議ですが、日光浴を楽しんでます。

クルーズって、本当にいいなと思いました。

明後日は、ジャマイカです。



2018年11月25日日曜日

雪が降りました

11月中ごろにもかかわらず、雪が降りました。
 
DCも寒くなってきています。
 



 
友達に教えてもらった、メキシカンのファースト・フード店です。
 
アメリカでのおすすめNo.1です。
 
 
 

サンクスギビング

大学主催のサンクスギビング・ディナーに参加してきました。


 
アメリカの学生は、実家に戻り、家族と過ごすことが多いようで、
 
留学生が多かったように思いますが、久しぶりに美味しい食事が楽しました。
 
 


 
帰りがけに、キャンパス内を鹿が歩いていました。
 
アメリカ人学生も、「oh deer!」と興奮してました。
 

大学バスケットボールの試合観戦

サンクスイビングの5連休を利用でして、
 
日本人・韓国人の留学生と一緒に、大学のバスケットボールの試合観戦を
 
してきました。場所は、NBAの試合観戦もした、One capital arenaで、
 
プロの試合と同じような演出でした。しかも、今回は、1階席で、
 
大学のベンチ裏にもかかわらず、18ドルと安い。
 
 
 
試合会場で、大学のマスコットであるブルドッグが車に乗る記念品をもらいました。

 
 
大学のマスコット犬です。初めてみました。すごく吠えてました。


       マスコットの犬を先頭に、チーム入場。大学の愛称は「HOYA」といいます。


       試合開始。順調に、得点を重ねていきます。





      そして、勝利!やはり留学先の大学が勝つと嬉しいです。

2018年11月17日土曜日

日本の話題

アメリカにいて、日本のことが話題になることはあまりありません。

ニュースで見たのは、大坂ナオミが全米オープンでの優勝、

エンゼルスの大谷が新人王を獲得したくらいだった気がします。

ただ、契約書ドラフトの授業で、教授が、

日本のメディカルスクールが、女性受験生のみ点数に偏差をつけて不公平にあつかって

いたのこと、日本のサーバー担当の最高責任者がパソコンを使ったことがなくて

USBすら知らなかったことを話題にしてました。

日本のようなハイテクの国で、パソコンを使ったことが無い人が責任者にあり、

オリンピックも担当するなんて、そんな平和な国なのかってトーンでしたが・・・。

日本のいいニュースで話題になって欲しいです。


2018年11月15日木曜日

年齢

アメリカでアルコールを飲める年齢は21歳からです。

21歳は、遠い昔に迎えていますが、

こちらにきたら、アルコールを買うには、常に、パスポートを要求されます。

昨日も、バドワイザーのビール18本が、15ドルだったので、

CVSで買おうとするとパスポートを要求されました。

店員さんに実年齢を伝えると驚かれ、22歳だと思ったといわれました。

少し嬉しかったです。

アマゾンの本社がわが町に


アマゾンが、第2の本部を建設する旨を発表しており、

私の住んでいる町が、候補地になっていたので、

TVでも繰り返し報道されていました。

昨日、TVを見ていたら、正式に、本部となることが決定したとのニュースがあり、

住人が取材されていました。

DCのダウンタウンに近く、飛行機・電車など交通の便がよいことが理由とのことですが、

家賃が高くなりそうです。

たぶん、私がいるうちには、移動してこないと思いますが、

すこし嬉しいです。


ワシントンポストの記事
https://www.washingtonpost.com/local/amazon-hq2-decision-amazon-splits-hq2-prize-between-crystal-city-and-new-york/2018/11/12/316d2a32-e2c9-11e8-8f5f-a55347f48762_story.html?utm_term=.bc7c387b4230

2018年11月13日火曜日

退役軍人の日

今日は、アメリカでは、退役軍人の日(ベテランズ・デー)で祝日となっています。

しかし、祝日にもかかわらず、来週末にサンクスギビング休暇があるので、

ほとんどの学校や会社は、休みとなってないとのことで、

私の大学も通常どおりの授業です。

祝日なのに、休みではないというのは、違和感があります。

ベテランズ・デーは、第一次世界大戦の終戦日を祝日にしていますが、

今年は、第一次世界大戦の終戦からちょうど100年が経過したとのことでした。


こちらにきてから、 Chevron 判決、 Chevron 理論というのを耳にすることが

多かったんですが、いまいち意味が分かってかなったんですが、

会社法の勉強会で、裁判所が行政庁に裁量を認め、裁量権の範囲内の判断は

これを尊重するものであることを教えてもらい、なんとなくすっきりしました。

アメリカの法律では、日本とは異なる議論が多く、本日の会社法のトピックも、

株主総会での株主提案について、ざっくりいうと会社の売上げの5%以下の事象であれば、

株主提案を拒否できると証券取引委員会が定めていたり、

取締役候補者の名前を、総会の委任状書類に書かなくてよいとしていたりと、驚きがおおいです。

今日の判例も、フォアグラは動物虐待だから会社として取り扱わない決議を求めたり、

一定の銃を取り扱わないようにウォルマートに求める株主提案だったりと、

なかなか株主総会がアグレッシブなんので、日本より、株主を制限しているようです。

2018年11月12日月曜日

MPRE試験


MPREという、法曹倫理の試験を受けてきました。

MPREは、米国の全州共通の試験で、米国の州に弁護士登録するときの

必須要件となるので、司法試験を受ける全受験生が受験します。

ただ、弁護士登録するときの条件なので、司法試験合格後に受けることもできますが、

わざわざ米国まで受けにくるのは面倒なので、今回、受験しました。

受験会場に持ってこれるものが厳重で、携帯などの電子機器は、

会場に持ってきた時点で失格となると受験表に記載があり、

持ち込み可能なものは、鉛筆(シャーペンはNG)、消しゴム、鉛筆削り、財布、

薬だけで、これらのものも、透明な1ガロンまでのジップロックの袋に入れないといけない

との指示でした。

朝8時半までに集合で、DCの地下鉄は、朝7時半ころからしか運転しておらず、

運が悪いことに、私の最寄り駅は、工事のために週末は閉鎖されていたので、

地図をプリントアウトして、自転車で会場まで行くことにしました。

会場は、DCにあるアメリカン大学のロースクール棟で、約1時間の道のり。

6時半におきて、6時45分ころに出発しましたが、

携帯で地図検索もできず、地図を見ながらで、道に迷いました。

なんとか、アメリカン大学のメインキャンパスについたころには、8時半ぎりぎり。

しかも、キャンパス内に、ロースクール棟がないことが地図を見て判明し、

8時40分過ぎに、ようやく会場に到着。

試験を受けれないことを覚悟していましたが、なんとか、まだ会場で持ち物検査を

まっている学生を発見し、安堵しました。入室した受験生は、私が最後でした。

試験は、60問あって、2時間以内に4択から回答する選択式です。

私のようなネイティブ出ない場合は、どちらかというと時間との勝負ですが、

なんとか15分前にとき終わりました。

試験対策として、Kaplan、Barbiri、公式問題を2回といて、

Reviewなどに書き込んで対策しましたが、それで答えられる内容であったと思います。

結果はどうなるか分かりませんが、NY州だと150点満点のうち85点が

要求されるとのことで、6~7割が合格の目安のようです。

アメリカン大学は、留学中に、ホンジュラス人の友達が、卒業していたので、

10年以上前ですが、行ったことがあります。

試験後に、メインキャンパスを色々と歩いて回りましたが

非常に懐かしかったです。























2018年11月7日水曜日

一日の流れ

一日の流れは、こんな感じです。

7時半~8時 起床

8時半~9時半 通学

9時半~12時 授業

12時~13時半 昼食 @大学カフェ

午後   図書館で勉強

21時  下校

22時 帰宅

23時 食事

24時半 就寝




 

中間選挙


今日は、中間選挙の日です。

上院の3分の1、下院の全体が、対象となるとのことで、

TVのCMに、候補者の宣伝ばかりでした。

対立候補を非難する内容も多く、

日本では、ここまであからさまにやらないので、

選挙も国によって違うんだなと再認識します。

街頭演説とかはないので、にぎやかではないないですが、

地下鉄の駅にも、候補者の簡易な看板が立てられました。

どのような結果になるでしょうか。

ちなみに、DCエリアは、反トランプが多いので、民主党が優勢っぽいです。
 
 
 



2018年11月5日月曜日

サマータイム終了

昨日の夜12時でサマータイムが終わりました。

時間が、1時間遅れるので、少し得した気分です。

携帯やパソコンは自動的に時間がかわっていましたが、

壁時計などは変わっておらず、少し混乱です。

ニュースでは、サマータイムが終わることは述べていましたが、

その他にあまり周知されておらず、混乱がないのだろうかと不安に思います。


昨日の夜は、地下鉄の駅のそばにある「チボトレ」という
 
メキシカン料理のファーストフードに行ってきました。
 
日本には、未上陸とのことですが、結構、おいしかったです。



             朝、自転車で通学していたら、マラソンをしてました。

2018年11月4日日曜日

紅葉と死者の日

 
DCも木々が色づきはじめ、紅葉が始まっています。
 
下は、通勤でとおるジェファーソンメモリアルの風景です。
 
 



  また、Falloweenの翌日の11月1日は、メキシコでは死者の日とのことです。

  メキシコ人留学生が、学内に、死者の日のモニュメントを飾っていました。



2018年11月2日金曜日

Black Lives Matter

英会話の授業で、アメリカの銃規制や、人種差別などを

討論しました。

Black Lives Matterのムーブメントが話し合われました。

私は、この背景となった事件は知っていましたが、

Black Lives Matterとの内容で、社会的な運動があるとは知りませんでした。

また、銃規制についても話し合われました。

アメリカの人も、銃を規制すべきとは分かっているのですが、

ライフル協会などの運動でなかなかそこまで至っていないとの説明で、

やはりこっちの人も、銃は規制すべきであるとの共通認識があるようです。

私も、日本人留学生が、ハロゥーン中に射殺されたことを発言しましたが、

教授もそのことは知っているとのことでした。

最高裁のための模擬裁判


 大学では、最高裁判所の口頭弁論を行う弁護士のために、

模擬裁判をおこなっています。最高裁のほぼ全ての件で、

模擬裁判を行っているようです。

昨日は、模擬裁判を傍聴してきました。

会社が労災にあった従業員に支払う休職手当が課税されるかとの案件ですが、

代理人と判事役とのやりとりなど、なかなか興味深かったです。

ハロウィン

 昨日は、Halloweenでした。
 
 9時半からの会社法の授業は、受講生が100人以上いますが、
 
 教授が、全員のために、カップケーキを買ってきてくれました。
 
 下は、会社法のケースブックの上においたカップケーキです。
 
 
 アメリカでは、どちらかというと子供のための行事なので、
 
 たまにコスチュームを着ている学生もいますが、概ね、普段と同じ格好です。
 
 中には、仮装している生徒もおり、USLARWの教授は、マントを着て仮装していました。


大統領令での出生地主義の廃止議論


昨日のUSリーガル・リサーチ・アナリシス&ライティングの授業で、

教授が、トランプ大統領の国籍についてどう思うかと聞かれ、

クラスの中で、議論がありました。

アメリカでは、両親の国籍に関係なく、アメリカ国内で生まれた子供には、

アメリカ国籍を付与するととしており(出生地主義)、これは、憲法修正14条で定められた

国民の権利です。

しかし、トランプは、このことで、不法移民たちが、子供にアメリカ国籍をもたせたい両親が、

アメリカに流入してくると批判し、大統領令で、アメリカで生まれても、アメリカ国籍を与えない

とすることを考えていると報道されています。

憲法で認められた権利に反し、大統領の命令で国籍を与えた無いというのは、

法律家には、かなり驚きをもって伝えられています。

当然のことならが、憲法は、大統領など行政府の権力の濫用を防止するために

制定され、権力者から国民の権利を守るものです。

現代の社会で、法治国家であるアメリカが、大統領命令で、

国民の憲法上の権利を失わせることが議論されるとは・・・。

仮に、これが実行されれば、アメリカ国籍を取得できかった人は、

裁判で権利侵害を主張できると思いすが、トランプが最近、

保守派はキャバナー判事を、最高裁判事に任命したことから、最高裁では保守派が

多数派を占めています。そのため、裁判をしても、保守派が、トランプ大統領の

政策を支持するのではないかとも思われ、そうすれば、憲法上の権利で

なんなんだとの話になると思います。権力者が憲法上の権利を無視しても、

裁判所がこれを是認しては、憲法上の権利保障はなされません。

なお、アメリカ国民の大多数は、ヨーロッパなどアメリカ以外の移民で、

イギリスからの移民によって成立した国です。

そのため、仮に、出生地主義が廃止され、両親の国籍によって、子供の

国籍が決まるのであれば、アメリカ国民はすべからくアメリカ国籍を失い、

先祖の国籍となると思われ、トランプの祖先も、当然、アメリカ国外の移民なので、

トランプ自身もアメリカ国民ではなくなるとの帰結になります。

唯一、アメリカ国籍を得られるのは、ネイティブ・アメリカンだけになりそうです。
























2018年10月31日水曜日

MLB ボストン・レッドソックスの優勝

 
  MLBで前田投手の所属するLAドジャースが、ワールドシリーズで負けてしました。
 
  授業が終わって、家で、LAを応援していたのですが、
 
  今年は、レッドソックスですね。
 
  前田投手も、9回2アウトで出てきましたが、
 
  打たれてしまい、負けが確定しました。
 
 
 
 




連邦最高裁判所の口頭弁論傍聴

 
  今日は、米国の連邦最高裁の口頭弁論を傍聴にいってきました。
 
  米国では、最高裁が判断を示す、概ね全ての件で、口頭弁論を行います。
 
  そして、口頭弁論は、一般公開されているのですが、早い者順で、
 
  先着50名が傍聴できます。
 
  今日は、朝、4時半に起床し、5時15分の始発電車にのって、
 
  連邦最高裁へ。
 
  午前6時前に、最高裁につきましたが、すでに40人近くが列をなしておりました。
 
  なんとか39人目で、傍聴を許されるました。
 
  チケットをもらうと、そのまま、最高裁の食堂で朝食をとり、
 
  9時半ころに、法廷に入りました。
 
  連邦最高裁は、9人の裁判官で構成されており、定年はないので、
 
  最年長のギンズバーグ裁判官は80台半ばの年齢。
 
  最高裁候補として、上院において選任手続きでいろいろとあった
 
  キャパナー裁判官も当然いました。
 
  TVでしか見たことが無かったので、新鮮した。
 
  口頭弁論は、10時からと11時からの2つあり、
  
  1つ目の事案は、インディアン部族の経営する会社が石油を州内に輸送するときに、
  
  税金をかけたことが、1880年代にインディアン部族と締結した公衆道路を
 
  自由に移動することを保証する協定に抵触するかとの問題です。
 
  インディアンの部族っぽい人が、民族衣装をきて、最高裁に来てました。
 
  また、2つ目は、刑事弁護で、被告人が上訴権を放棄して有罪を認める司法取引を
 
  行ったにもかかわらず、被告人が弁護人に上訴を求め、弁護人が被告人が
 
  上訴権を放棄していたため、上訴しなかったものです。
 
  被告人側の主張は、憲法上の適切な代理を受けるとの権利を侵害されているので、
 
  上訴期間の経過後でも、控訴を認めるように求めるものです。
 
 
  口頭弁論は、口頭で代理人が自らの主張を述べるものですが、
 
  文字どおり、口頭弁論で、主張を述べる中で、裁判官から次々に質問がきて、
 
  これに弁護人が答えるものですが、かなり厳しい質問がなされている感じで、
 
  こんなのであれば、英語の問題から、アメリカの法廷弁護をするのは
 
  かなり難しいように思いました。
 
 
 
 
 
 

           最高裁の前で列を作って待っているところです。



2018年10月27日土曜日

リーガルメモの書き方


NYバーは、事案や判例をまとめて上司に報告するメモ作成の科目がありらしく、

授業でも、同様に、リーガル・メモを作成しています。

メモに各内容や、その順序、引用方法など、いろいろと決まっています。

私が履修しているクラスでは、ニューメキシコ州において、

乗馬中の事故が起こった事案で、利用者と牧場との免責合意(牧場側に過失があっても法的責任

を負わない内容)が有効であるかとの事案を扱っています。

昨日は、メモのアウトラインを作成し、3人のグループで発表し、

色々と意見を言い合うのですが、3人のうち私だけ、免責条項が無効と考えていて、

他の二人(中国人)は有効派。

ただ、議論の結果、他の2名も無効に転じたようです。

ディスカバリーの授業

今日は、民事訴訟法でのディスカバリーの授業でした。

アメリカの民事訴訟でもっとも、勉強したいと思っていたディスカバリー。

膨大な時間がかかり、莫大な費用がかかるなど、いろいろなうわさを聞いていましたが、

しっかりと条文や判例から、ディスカバリーの規制について

勉強できてよかったです。

トラック何台分もの証拠が送られてきて、弁護士が、長時間をかけて、

訴訟で使えるか検討するなど・・

日本の法律実務からすれば、弁論主義の中で、

相手方に、こんなに包括的に自分に有利な証拠を提出させることを認める制度は、

かなりの違和感がありますし、それこそ証拠漁りを認めるような感じもします。

ただ、アメリカでも、なんでもディスバリーの対象となるのではなく、

最近立法改正でかなり制約をかけているとのことでした。

授業では、自動車メーカーの代理人として、車の製造物責任についてディスカバリーを求める側の

請求書面を作成したり、自白を求める書面を作成しましたが、

かなり実務のイメージもわきました。





2018年10月23日火曜日

乾燥

最近のワシントンDCは、めっきり寒くなりました。

だいたい10度前半です。

そして、すごく乾燥しています。

肌がカサカサしてきました。

NYバーのMPREの勉強、

残り1ヶ月少しとなった授業の復習、

インターンの応募などなど、やることに忙殺されぎみです。

2018年10月22日月曜日

大学訪問など

米国ロースクールに出願中の方が、大学訪問にきたとのことで、
 
他の日本人留学生と一緒に、中華料理屋にいきました。
 
ここは、DCの中でも有名な中華料理屋で、今回で、3回目の食事です。
 
味も日本で食べているものと近く、食べると安心します。
 
 
 
中華料理店の食事。

 
家のキッチンにあるフルーツが中に入っている水です。
 
水にフルーツの風味をつけているみたいで、こっちにきてよく見かけますが、
 
はっきりいって、水に少し風味がついただけで、どこが美味しいのか分からないです。


       地下鉄内の風景です。なぜか、床にカーペットが敷かれていて、
      
       変な感じです。
    

NBA観戦

 
    NBAのバスケットの試合を、大学での留学生日本人・韓国人と一緒に
    
    観戦してきました。
 
    試合は、ワシントン・ウィザードvsマイアミ・ハーツで、
 
    ワシントンの今シーズン開幕戦で、かなり盛り上がったいました。  
 
 
 
 

   大学から徒歩10分くらいのチャイナタウンにあるOne Capital Arenaです。

   子供のころから、憧れていたNBAの試合で、会場も雰囲気がありました。



 
タイムアウトの際には、チアリーダーの応援です。
 
ダンスのクオリティーがすごかったです。さすがの身体能力。

試合中でも、自分の席にいくために、コートサイドを通ります
 
試合の邪魔になっているのに、こんなんでいいのかなと思いました。

 
試合は、一身一体の内容。再度までもつれました。


             残り6秒でマイアミに逆転され、残り0.2秒で1点ビハインド。

             この後、2階のタイムアウトの末、結局、負けてしまいました。

             残念。

2018年10月14日日曜日

最近の学校生活



最近、DCもめっきり寒くなりました。

もうジャケットが必要かなというくらいです。

本日、大学でOctoberfestをしていて、BBQをしていましたが、

ハンバーガーを食べながら、寒かったです。

今週は、司法試験予備校のBarbriの説明会が大学構内であったのでいってきました。

日本人ノートとも整合するので、日本人留学生はみんなBarbriを受講する雰囲気です。

米国のロースクールも、司法試験の対策とかはやってくれないので、

学生は、個人的に、予備校などにいって勉強する感じです。

しかし、学生で大学に通うだけなら、なかなか英語を話すことは少なく、

スピーキングはあまり上達しないかと思いました。

リスニングやライティングは、日々、使いますが・・・






2018年10月12日金曜日

シャーロッツビル旅行

   3連休なので、交通料金が安い連休最後に、グレイハウンドで、バージニア州

   シャーロッツビルに言ってきました。

   シャーロッツビルでは、バージニア大学、トーマス・ジェファーソンの居宅跡に

   言ってきました。

   同州内なのに、バスで3時間半程度かかり、アメリカは大きいなと感じました。

   シャーロッツビルは、大学都市だなと思いました。


バージニア大学です。


大学でのシェア自転車がありました。

世界遺産のトーマス・ジェファーソンの居宅跡です。


トーマス・ジェファーソンの墓地。

2018年10月8日月曜日

3連休 エチオピア料理

 
 
    今週末は、月曜日が、コロンブスがアメリカ大陸を発見した記念日である
  
   「コロンブス・デー」のため、3連休です。
 
   日曜日の今日は、大学のそばのエチオピア料理を食べにいきました。
 
   クレープみたいなのに、肉や野菜を包んで食べるのですが、新感覚の料理でした。
 
   DCには、エチオピア料理が多く、有名だそうです。
 
 
 
 

MLB ポストシーズン2

 
  以前、書いたように、MLBのポストシーズンが始まりました。
 
  今日は、NYヤンキースとボストンレッドソックスの試合で、田中投手が先発。
 
  DCにいるため、生での試合観戦はできないので、テレビ観戦ですが、
 
  今日は、見事にヤンキースが勝利しました!
 

 
また、こっちで好きで食べているのが、以下のTOSTITOSです。
 
チップスを、トマトソースにつけて食べるのですが、すごく美味しいです。
 
 

2018年10月6日土曜日

米国民事訴訟法 適用法

民事訴訟法の授業は、管轄が終わり、

今回の授業内容は、適用法です。

日本では、そもそも、適用法の話を、民事訴訟の授業ですることはないので、

米国における独自の議論です。

具体的には、連邦裁判所におけるdiversityケースでの適用法について、

連邦裁判所の判例法を適用する、裁判所のある州法の判例法を適用するかですが、

管轄と同じく、判断基準がかなり曖昧。

最高裁の判例も統一性がなく、よくこんなんで裁判できるなぁと驚きです。

どのような法律が適用されるかなんて、かなり基本的な話なのに、

こんな曖昧な基準でやるとは。

米国での裁判は予見可能性がないように思いました。

MLB ポスト・シーズン


メジャーリーグで、ポストシーズンが始まりました。

前回の留学の時には、所在していたNYのヤンキースに松井選手が所属し、

松井の活躍でレッドソックスに勝って、ワールドシリーズに進出しました。

ワシントン・ナショナルズは、ポストシーズンにいけず、

残念ながら、観戦はできないのですが、

日本人が所属しているNYヤンキース、LAドジャーズはポストシーズンに

いけたので、テレビで応援です!



2018年10月4日木曜日

会社の形態

会社法の授業は、Agency(代理)、 Partnership(組合)、 Joint Venture(ジョイント・ベンチャー)、

 LLCと来て、本日、ようやくCorporation(株式会社)に入りました。

 株式会社で最初に取り扱った判例は、会社が地元のプリンストン大学に献金することが、

 定款の目的に記載がないのに許されるかとの事案ですが、日本でも、

 政治献金の件ですが、同様の裁判がなされていたので、興味深かったです。

 ちなみに、予習していたら、今後は、フォード・モータースの創始者であるフォードが、

 特別配当金を廃止して、配当金の資金を、工場建設に回すことは許されるかとの事案や、

 野球チームのシカゴ・カブスが、ナイターゲームをしなかったところ、株主がナイターの開催を

 求めて株主代表訴訟をした事案など、面白そうな判例が多そうです。

 ご存知のとおり、米国では、税務上の優遇や、法令上の会社保護から、

 会社をデラウェア州で設立することが多いので、取り扱うケースもデラゥエア州のものが
 
 多いように思います。

 民事訴訟では、米国では、自州の裁判所は、居住州民に有利な判断をし

 非居住民には不利な判断をするとの判断から、人的管轄が重要となり、激しく争われていたり、

 会社法では、デラウェア州は会社に有利な判断をするので、同州を管轄地にするとbylaw(付属

 定款)で記載したりしています。

 日本では、どの裁判所でも、公平な裁判が受けられ、裁判所が偏った見方をしていないと

 いうのが前提ですが、米国市民の裁判所に対する見方も、

 日本と大きく違うのだなと思います。


 

 

2018年10月3日水曜日

職業倫理(法曹倫理)の授業


 現在、米国法曹の職業倫理の授業を履修しており、
 
 弁護士、裁判官、検察官の職業における規範を勉強しています。

 日本と同様に違反をすれば、その内容に応じて、資格剥奪、(弁護士会)退会命令、

 業務停止、譴責などのペナルティーがあります。

 弁護士は、各州の弁護士会に入会し、弁護士会が倫理規定を定めているので、

 倫理規定の内容は、弁護士会ごとに異なりますが、授業は、ABAとの全米弁護士会の

 モデル規定を勉強しています。授業では、懲戒が問題となった事案を呼んで、
 
 これに言及しながら、規定を学習する感じです。

 概ね、日本の規定に類似しているのですが、以下のように日本の規定と異なるものや、

 ユニークなものもあります。

 ・弁護士会員は、他の弁護士会員が、規定違反または法令違反をしたことを発見した場合には、

 弁護士会に報告しなければならない。報告しなかった場合には、報告義務違反で、懲戒の対象と

 なる。

・依頼者に請求する弁護士費用は、合理的なものでなければならない。また、刑事事件、離婚事件
 
 などでは成功報酬をとってはならない。

・依頼者との間で、性的関係をもってはならない。但し、受任する前から、性的関係を持っている場
 
 合を除く。

・弁護士と依頼者との間で守秘義務があるが、依頼者が第三者に守秘義務の対象となっている内
 
 容を話した場合には、その内容について守秘義務は負わない。

・弁護士と法律事務所は、弁護士の業務を制限する合意(例:競業避止義務)をしてはならない。

・民事での和解内容、司法取引、陪審裁判の選択、被告人質問をするかを決定するのは、依頼者

 の権利であり、弁護士はこれに従わないといけない。

・裁判所から弁護人などの選任については、正当な理由がないと拒否できない。

・民事裁判において、自分の主張に反する判例や議論などがあれば、

 公正な判断がなされるように、これも裁判所に提示しなければらない。









 

2018年10月2日火曜日

連邦最高裁判事のスピーチ

 
  先日、アメリカの連邦最高裁判事のルース・ギンズバーグが、大学にきて、
 
  新入生のために、スピーチをしてくれました。
 
  私は、抽選にはずれて生では見れなかったのですが、
 
  英会話の授業で、ライブ映像をみました。
 
  判事の旦那さんが、大学の教授だったことが縁となったとのことです。
 
  今年で、86歳となり、最高裁判事でも最高齢で、最高裁判事を25年以上も
 
  しているとのことで、凄いとしかいいようがない。
 
 
 
 
 

河野外務大臣の講演

 
  先週の金曜日は、大学に、日本の河野外務大臣が基調講演にこられていたので、
 
  聞きにいっていました。
 
  河野大臣は、当大学の卒業生とのことで、色々と学生時代のお話もされており、
 
  ウイットにとんだ話の内容に、学生からも笑いがでていました。
 
  英語も大変流暢で、当然、通訳もつけずにスピーチをされ、
 
  質疑応答にも応じていました。
 
  外務大臣が、英語で、自分の考えを述べることができ、外国にも日本の立場を
 
  説明でき、すばらしいと思います。
 
  大学は、政治・国際政治の分野では、世界屈指の大学として知られており、
 
  各国の大統領、首相、大臣を数多く輩出しており、
 
  国際政治では、「ジョージタウン・マフィア」と呼ばれるほど、力を誇っているとのことでした。
 
  その後、メインキャンパスの食堂に言ったり、図書館で勉強したりました。
 
  メインキャンパスは、環境はいいのですが、飛行機がしょっちゅう行き来するのが、
 
  難点だなと思いました。