今日は、民事訴訟法でのディスカバリーの授業でした。
アメリカの民事訴訟でもっとも、勉強したいと思っていたディスカバリー。
膨大な時間がかかり、莫大な費用がかかるなど、いろいろなうわさを聞いていましたが、
しっかりと条文や判例から、ディスカバリーの規制について
勉強できてよかったです。
トラック何台分もの証拠が送られてきて、弁護士が、長時間をかけて、
訴訟で使えるか検討するなど・・
日本の法律実務からすれば、弁論主義の中で、
相手方に、こんなに包括的に自分に有利な証拠を提出させることを認める制度は、
かなりの違和感がありますし、それこそ証拠漁りを認めるような感じもします。
ただ、アメリカでも、なんでもディスバリーの対象となるのではなく、
最近立法改正でかなり制約をかけているとのことでした。
授業では、自動車メーカーの代理人として、車の製造物責任についてディスカバリーを求める側の
請求書面を作成したり、自白を求める書面を作成しましたが、
かなり実務のイメージもわきました。
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