MPREという、法曹倫理の試験を受けてきました。
MPREは、米国の全州共通の試験で、米国の州に弁護士登録するときの
必須要件となるので、司法試験を受ける全受験生が受験します。
ただ、弁護士登録するときの条件なので、司法試験合格後に受けることもできますが、
わざわざ米国まで受けにくるのは面倒なので、今回、受験しました。
受験会場に持ってこれるものが厳重で、携帯などの電子機器は、
会場に持ってきた時点で失格となると受験表に記載があり、
持ち込み可能なものは、鉛筆(シャーペンはNG)、消しゴム、鉛筆削り、財布、
薬だけで、これらのものも、透明な1ガロンまでのジップロックの袋に入れないといけない
との指示でした。
朝8時半までに集合で、DCの地下鉄は、朝7時半ころからしか運転しておらず、
運が悪いことに、私の最寄り駅は、工事のために週末は閉鎖されていたので、
地図をプリントアウトして、自転車で会場まで行くことにしました。
会場は、DCにあるアメリカン大学のロースクール棟で、約1時間の道のり。
6時半におきて、6時45分ころに出発しましたが、
携帯で地図検索もできず、地図を見ながらで、道に迷いました。
なんとか、アメリカン大学のメインキャンパスについたころには、8時半ぎりぎり。
しかも、キャンパス内に、ロースクール棟がないことが地図を見て判明し、
8時40分過ぎに、ようやく会場に到着。
試験を受けれないことを覚悟していましたが、なんとか、まだ会場で持ち物検査を
まっている学生を発見し、安堵しました。入室した受験生は、私が最後でした。
試験は、60問あって、2時間以内に4択から回答する選択式です。
私のようなネイティブ出ない場合は、どちらかというと時間との勝負ですが、
なんとか15分前にとき終わりました。
試験対策として、Kaplan、Barbiri、公式問題を2回といて、
Reviewなどに書き込んで対策しましたが、それで答えられる内容であったと思います。
結果はどうなるか分かりませんが、NY州だと150点満点のうち85点が
要求されるとのことで、6~7割が合格の目安のようです。
アメリカン大学は、留学中に、ホンジュラス人の友達が、卒業していたので、
10年以上前ですが、行ったことがあります。
試験後に、メインキャンパスを色々と歩いて回りましたが
非常に懐かしかったです。